IndexNovelその何気ない日常を

ステキな休日の過ごし方。

 さて、今日はお休みなのです。
 休み――休日――休暇。
 あぁ、なんて甘美な響き!
 なんて言うのかしら、休みの前の日は胸が躍るのは私だけじゃないと思う。絶対そう思う。
 それにしてもサービス業ってヤツは休みが不定期で良くない。
 お客さんは大事だからさ、仕方ないと思うんだけどさ?
 でもあれよ、休みが不定期=土日が休みではないってそうなるわけ。
 イコール、遊び相手がいない。
 つまりいい年こいて私が一日中家にいたのだって、別に友達がいないとかそういうわけじゃなくって、つまり遊び相手がいなかったというその一言につきる訳よ。
 ここのところは強調しとくからね?
 まあ別に一人で出掛けてもいいんだけどさー。でも一人だと何となく遊びに行く気がしないんだよね。
 だもんで私、昨日の疲れもあって昼近くまでごろごろしてた。
 起きたのは11時ちょっと前かな。
 起きたら食卓テーブルまで眠い目をこすりながら行って、菓子パン食べてヨーグルト食べた。
 新発売の真夏のパイナップルヨーグルト@137円。
 最近税込み表示になって、コンビニに行くたびに「うおおおお」とか思うのって私だけかなあ。
 レジの表示がすでに値札表示と一緒なのよね。商品一個買うだけだったら、計算するまでもなくお金出せるわけよ。
 小銭って重いから、出せるとなったらつい出しちゃうんだよねー。
 新聞を広げつつ、ヨーグルトを食べながら何気なくテレビをON。
 でもあんまり興味がないからすぐに消した。
 しばらく新聞をぱらぱらとめくる。アンテナに引っかかった記事だけをざっと読む。
 それからテレビ欄。
 ドラマのあらすじをざっと見てみる。今日のは見てないドラマぱっかりだけどあらすじを読むのは何となく好き。
 連続ドラマってね、一話完結じゃないじゃない。だから連続なんだけどさ。
 はっきり言っちゃうと、今日やってるので興味があるヤツもあったんだ。
 でも仕方ない。家はチャンネル争いが熾烈なんだ。
 きっと誰かがビデオ録りしてるはずだから、ほとぼりが冷めたところで借りることにしよう。問題は話題に乗りそびれるって事なんだけどさ。仕方ないじゃない、家族多いんだから。

2004.06.01 up
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。

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