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 なんだかボケボケな彼女と、その彼氏のお話。
 短編連作形式。時系列はバラバラ。
 下に行くほど新しい作品です。

 Last up → ブロンズの思い出 2007.03.04

 + 登場人物紹介 +


彼女と文化祭

 歩いていると後ろから空のやたらと明るい声が聞こえてきた。
 突発的ハロウィン企画作品。
 高校時代  (原稿用紙 約12枚)

カミはマモノ

 そりゃあ、空が考えるのはたいてい妙なことだけど。
 高校時代  (原稿用紙 約4枚)

彼女の手料理

 クリスマスの晩に、家の前で待っていたのは友人の須賀祐介。
 彼女持ちなのになんでお前ここにいる?
 大学時代 (原稿用紙 約14枚)

ブレーキ

 卒業直後の微妙な休み。大学入学までの期間を持て余したってわけじゃないけど、俺と空は自動車免許を取るために自動車学校に通っている。
 高校卒業直後 (原稿用紙 約10枚)

飛行機のおまじない

 あまりの陽気に思わず眠気に負けそうになっていた。空の出した声で我に返った俺は恐る恐る彼女の様子をうかがった。
 大学時代 (原稿用紙 約6枚)

七夕の思いつき

 期末テスト最後の日。笹を背負って登校してきた井下は、黒板にさらさらと書き込んだ。『ぷち七夕会&期末打ち上げ はっちゃけたい人は参加よろしくー』。井下度高め。
 高校時代 (原稿用紙 約9枚)

彼女と観光

 新聞屋さんに券をもらったからと空にリンゴ狩りに誘われたのは先月最後の日曜日。
 だから明けて今月初めの土曜日に、俺と空は張り切って家を出てきたわけだ。
 高校時代 (原稿用紙 約13枚)

甘いかおり

 言いたいことがあるなら問答無用で言うのが空で、こんなに意味ありげに彼女に見つめられた経験なんてこれまでの人生で――ないんじゃないか?
 大学時代 (原稿用紙 約19枚)

電車は魔法を使う

 「ふっふっふ、須賀っち。今日の放課後は空をいただいたからね」私は空の幼なじみにして彼氏である須賀っちに意地悪く声をかけてみた。
 高校時代 (原稿用紙 約8枚)

帰り道

 先を急ごうとする俺のシャツの端っこを空の手がつかんだ。
 中学時代 (原稿用紙 約8枚)

ブロンズの思い出

 突拍子もないことを空が言うのはいつものことだけど、「まだある象」って、なんだ?
 大学時代 (原稿用紙 約12枚) 初出:物書き交流同盟 様の題名しりとり企画。
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